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月の明かりを頼りに、暗がりを歩く。あなたの少し後ろ側。
伸ばした手が彷徨っては、ポケットの中の携帯を握り締める。
たまに振り返っては、私がいることに安心する表情が嫌いだった。
子どもじゃないのよ。もう、子どもじゃないのよ。
なんて思いながら、私は夜道で泣きじゃくっていた。
伸ばした手が彷徨っては、ポケットの中の携帯を握り締める。
たまに振り返っては、私がいることに安心する表情が嫌いだった。
子どもじゃないのよ。もう、子どもじゃないのよ。
なんて思いながら、私は夜道で泣きじゃくっていた。
その他
公開:21/03/12 15:00
更新:21/03/04 16:37
更新:21/03/04 16:37
ツイノベ
140字小説
超短編
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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