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幼い頃から霊感が強かった私にとって、あちこちにいる幽霊は友達みたいなものだった。生きてる人と見分けがつかなくて困ることもあるけど、幽霊達と話すのはとても楽しい。
数日前、同年代くらいの女幽霊から相談を受けた。なんでも、最後に男の人とデートをしないと成仏できないらしい。そういうことならと、彼女を自分に憑依させ、男友達と二人で遊びに行った。映画を観たり、カフェにいったりして楽しんだ後、彼女は私に感謝して、空に消えていった。
帰り道、彼女を成仏させた余韻に浸りながら男友達と歩いていると、彼が突然私に向き直り、涙を流し始めた。訳を聞こうとしたが、なかなか泣き止まない。しばらく二人で道に留まった後、彼がやっと口を開いた。
「今日はありがとう、そしてさようなら。」
「どうゆうこと?」
反応に困っていると彼が続けた。
「最後に君とデートがしたかったんだ。」
そう言うと、彼は夕焼け空に消えていった。
数日前、同年代くらいの女幽霊から相談を受けた。なんでも、最後に男の人とデートをしないと成仏できないらしい。そういうことならと、彼女を自分に憑依させ、男友達と二人で遊びに行った。映画を観たり、カフェにいったりして楽しんだ後、彼女は私に感謝して、空に消えていった。
帰り道、彼女を成仏させた余韻に浸りながら男友達と歩いていると、彼が突然私に向き直り、涙を流し始めた。訳を聞こうとしたが、なかなか泣き止まない。しばらく二人で道に留まった後、彼がやっと口を開いた。
「今日はありがとう、そしてさようなら。」
「どうゆうこと?」
反応に困っていると彼が続けた。
「最後に君とデートがしたかったんだ。」
そう言うと、彼は夕焼け空に消えていった。
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公開:21/03/04 23:51
大学生
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