アップデート

0
1

二人で海を見ながら、あなたは私を抱き寄せてキスをした。

「ずっと一緒にいようね」と言ってくれた。

オープンカーの屋根を外し、ドライブした。あなたの運転する隣で私は、風を感じていた。

「ねぇ、私がおばさんになってもドライブしてくれる?」

不安そうに尋ねる私に、あなたは笑顔で「当たり前だよ」と答えてくれる。

誕生日には、お洒落なレストランでディナーを食べた。誕生日プレゼントに貰ったネックスレスは、とても綺麗だった。

一緒に遊園地へ行った。ジェットコースターに乗って二人して大声で叫んだ。その後は、観覧車に乗って夜景を見たわ。

「ねぇ、私がおばさんになっても好きでいてくれる?」

本日は、邦楽から思い出のデータをアップロードしました。更新完了です。

私はロボット。あなたの彼女としている為、世界に散らばるあらゆる思い出のデータを読み込んで、あなたとのデートに備えている。
SF
公開:21/03/03 20:21

富本アキユ( 日本 )

カクヨムにも小説を投稿してます。
Twitterは@book_Akiyu

・SSG投稿作品1500作品突破

・作詞を担当
https://youtu.be/OtczLkK6-8c

・葉月のりこ様YouTubeチャンネル『ショートショート朗読ボックス』~ショートショートガーデンより~の動画内で江頭楓様より『睡眠旅人』を朗読して頂きました。

https://youtu.be/frouU2nCPYI

・魔法のiらんど大賞2021小説大賞。大人恋愛部門「彼女の作り方」が予選通過

〇サウンドノベルゲーム版作品(無料プレイ可)

ブラウン・シュガー
https://novelchan.novelsphere.jp/38739/

コメントはありません

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容