桃太郎外伝2

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むか〜しむか〜し
桃太郎という大男がいました。大変な大食漢で、お爺さんとお婆さんの家にある物を何でも食べてしまいます。飼っていた犬や猿、キジも食べてしまいました。
なので、お爺さんとお婆さんはガリガリでした。
ある夜、お爺さんとお婆さんは話し合います。
「わしらは飢え死するぞ!鬼ヶ島に行かせよう。鬼たちが国中から巻き上げた宝物や食べ物が山ほどあるらしい」
「でも、桃太郎が鬼に殺されたらどうします?」
「その時はその時じゃ!」
次の日、お爺さんは桃太郎に言いました。
「鬼ヶ島に行来なさい」
「食べ物ある?」
「食べ切れないほどあるさ」
「じゃ、行く」
桃太郎は、キビ団子を腰に着ける前に食べて、鬼ヶ島へ。
数ヶ月後、桃太郎から手紙が届きました。
『ここは、たくさんの美味しい果物や野菜があるよ。鬼は苦いけど旨いよ!』
数年後、桃太郎は鬼の干し肉と宝物を担いで、戻って来たとさ。
めでたしめでたし
ファンタジー
公開:21/03/04 04:29

杉本とらを( 東京 )

言葉遊びが好きで、褒めらると伸びるタイプです。
良かったら読んでやって下さい!

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