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私は人々の思い出をこんぺいとうに変えて、
それを食べて生きています。
赤や黄色。沢山の色のこんぺいとうが詰め込まれた瓶は、
光に照らされて虹色の影を映し出します。
口に含むと、味と共に思い出が頭に流れ込みます。
私は、人々の思い出を食べています。私には思い出が作れないので。
それを食べて生きています。
赤や黄色。沢山の色のこんぺいとうが詰め込まれた瓶は、
光に照らされて虹色の影を映し出します。
口に含むと、味と共に思い出が頭に流れ込みます。
私は、人々の思い出を食べています。私には思い出が作れないので。
ファンタジー
公開:21/03/05 15:00
更新:21/03/02 17:37
更新:21/03/02 17:37
ツイノベ
140字小説
超短編
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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