#056 遺灰の苦味で覚えてる

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突っ込んできたトラックに轢かれて、
彼氏はバラバラになりながら亡くなった。らしい。
ショックで私は記憶喪失になったのだ。
彼氏の母親からもらった遺灰を瓶に詰めて、ペンダントにする。
遺灰を取り出して微量ほど舐める。
なぜかそのときだけ、彼氏との記憶を思い出すことができた。
その他
公開:21/03/08 13:00
ツイノベ 140字小説 超短編

秋助( 言葉のどこか )

文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。

主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。

【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825

【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086

【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki

【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280

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