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寝苦しい夜、窓を開けると心地良い風が流れ込んできた。
遠くで鳴る踏切の音も、木々の擦れる音も、
隣の家の女の子が歌う、
「る、る、る」というメロディーのない歌声も、
いつか消えてしまうのだろうか。
空を眺めると月が朧げに揺れている。
秋はもうじき、終わりを向かえようとしていた。
遠くで鳴る踏切の音も、木々の擦れる音も、
隣の家の女の子が歌う、
「る、る、る」というメロディーのない歌声も、
いつか消えてしまうのだろうか。
空を眺めると月が朧げに揺れている。
秋はもうじき、終わりを向かえようとしていた。
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公開:21/03/07 17:00
ツイノベ
140字小説
超短編
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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