#022 つばき

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別れた彼女が好きだった、赤い花が咲いていた。
元々、心の弱い部分があったのだろう。
別れた途端に、
SNSで事実無根の悪口を並べ立てられたときには思わず苦笑した。
ふと、赤い花が至る所で咲いていることに気付く。
そうだ。君の好きな花は、
どこにでも咲いているような花だったんだよ。
その他
公開:21/03/01 16:00
ツイノベ 140字小説 超短編

秋助( 言葉のどこか )

文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。

主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。

【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825

【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086

【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki

【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280

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