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二人で話をしているとき、彼が私の名前を呼ぼうとして、
少し気まずそうに苗字で呼び直す。そういう関係じゃないよな。
って、間違ったみたいな顔をして笑わないでよ。
合っているから。私の名前をちゃんと呼んでよ。
透明じゃない私にして。
あなたの声で、私の名前を、ちゃんと呼んでよ。
少し気まずそうに苗字で呼び直す。そういう関係じゃないよな。
って、間違ったみたいな顔をして笑わないでよ。
合っているから。私の名前をちゃんと呼んでよ。
透明じゃない私にして。
あなたの声で、私の名前を、ちゃんと呼んでよ。
青春
公開:21/02/28 15:00
ツイノベ
140字小説
超短編
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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