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夜に浮かぶ観覧車が綺麗で、私は思わず足を止めた。
網目状に広がる鉄格子がまるで蜘蛛の巣のように思え、
私はこの美しい光景に絡め取られた蝶にも似ていた。
そういえば彼の好きだった曲に、観覧車をイメージしたものがある。
今にして思えば、あれは失恋の曲だったのかもしれない。
網目状に広がる鉄格子がまるで蜘蛛の巣のように思え、
私はこの美しい光景に絡め取られた蝶にも似ていた。
そういえば彼の好きだった曲に、観覧車をイメージしたものがある。
今にして思えば、あれは失恋の曲だったのかもしれない。
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公開:21/02/27 15:00
ツイノベ
140字小説
超短編
感傷リップループ
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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