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私には幼い頃から、落書きを実体化させる不思議な力があった。
娘の為に沢山の絵を描いていたある日、
娘も私と同じように落書きを実体化させた。
あぁ、やはり私の子だと愛おしく思い、娘を強く抱きしめる。
涙がポロポロと落ちた。
触れた先から娘が滲んでいき、やがて一枚の絵に戻った。
娘の為に沢山の絵を描いていたある日、
娘も私と同じように落書きを実体化させた。
あぁ、やはり私の子だと愛おしく思い、娘を強く抱きしめる。
涙がポロポロと落ちた。
触れた先から娘が滲んでいき、やがて一枚の絵に戻った。
ファンタジー
公開:21/02/27 17:00
更新:21/03/02 18:21
更新:21/03/02 18:21
ツイノベ
140字小説
超短編
感傷リップループ
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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