#004 自動販売機
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自動販売機でアタリが出た。
けれど、惜しむべきは間違えて私が苦手な緑茶を買ってしまった事だ。
なので嫌いな友人に一本差し出す。
「俺、お茶苦手なんだけど」
「知ってる」
「お前が飲めよ」
「私も苦手なんだ」
「知ってる」
嫌いな友人と飲む嫌いな緑茶は、ほんのりと甘い味がした。
けれど、惜しむべきは間違えて私が苦手な緑茶を買ってしまった事だ。
なので嫌いな友人に一本差し出す。
「俺、お茶苦手なんだけど」
「知ってる」
「お前が飲めよ」
「私も苦手なんだ」
「知ってる」
嫌いな友人と飲む嫌いな緑茶は、ほんのりと甘い味がした。
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公開:21/02/25 20:29
ツイノベ
140字小説
超短編
感傷リップループ
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
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【はりこのトラの穴】(脚本)
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