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妹が教えてきた『maybe』というアプリを起動してみる。
基本的なプロフィールを入力するとアラートが出た。
「あなたの過去へのアクセスを許可しますか?」
戸惑いながら許可ボタンを押した。
するとカレンダー画面が表示された。
昨日の日付に表示された印にタップするとメッセージが表示された。
『恋人ができた可能性がありました。確率34%』
妹に問いただした。勝手に画面を覗き込む。
「何これ!心当たり無かったの?呼び出されたとか」
「ないよ。なんだこれ。新手の占いか?」
「うわぁ鈍感。最低。でもコレほんと当たるんだよ」
「にしても普通予測するなら未来だろ。意味あんの?」
「さぁ。でも実際興味深いでしょ」
「アホらし」
すぐにアプリを消去した。
翌日、
確かにあの過去予測が無ければ気づけなかったかもしれない。
もう一度アプリをインストールしようか迷っていた。
クラスメイトの視線を感じながら。
基本的なプロフィールを入力するとアラートが出た。
「あなたの過去へのアクセスを許可しますか?」
戸惑いながら許可ボタンを押した。
するとカレンダー画面が表示された。
昨日の日付に表示された印にタップするとメッセージが表示された。
『恋人ができた可能性がありました。確率34%』
妹に問いただした。勝手に画面を覗き込む。
「何これ!心当たり無かったの?呼び出されたとか」
「ないよ。なんだこれ。新手の占いか?」
「うわぁ鈍感。最低。でもコレほんと当たるんだよ」
「にしても普通予測するなら未来だろ。意味あんの?」
「さぁ。でも実際興味深いでしょ」
「アホらし」
すぐにアプリを消去した。
翌日、
確かにあの過去予測が無ければ気づけなかったかもしれない。
もう一度アプリをインストールしようか迷っていた。
クラスメイトの視線を感じながら。
SF
公開:21/02/24 12:34
まずは自分が楽しむこと。
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