最後のカクテル

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「他の客もいない。今日こそ聞いていいか?」

俺はバーテンダーに声をかけた。

「何でしょう?」

「何故、俺はここにいる?」

バーテンダーは空色のカクテルをグラスに注ぎ、俺の前に置いて微笑んだ。

「私のカクテルでお亡くなりになったからですね。こちらで成仏して頂けると思います」
ホラー
公開:21/02/24 07:00

切由 まう

Twitterの140文字で書いたものとSSを持って来ています。(修正する場合もあります)
文字数が少ないので分かりにくかったらすみません。
SF・スペースオペラの長編をなろうで連載中です。
https://ncode.syosetu.com/n2997fc/

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