雨漏り
0
1
君に「別れよう」と嘘をついた。
強い雨が降っていた。
傘をさしているのに、君の足下にひと粒の雫が落ちる。
僕は「傘が雨漏りするなんて」と思った。
黙って走り去って行く君の後ろ姿を見られず、僕は俯いた。
おかしいな……僕の傘も雨漏りしている。
強い雨が降っていた。
傘をさしているのに、君の足下にひと粒の雫が落ちる。
僕は「傘が雨漏りするなんて」と思った。
黙って走り去って行く君の後ろ姿を見られず、僕は俯いた。
おかしいな……僕の傘も雨漏りしている。
恋愛
公開:21/02/21 07:00
Twitterの140文字で書いたものとSSを持って来ています。(修正する場合もあります)
文字数が少ないので分かりにくかったらすみません。
SF・スペースオペラの長編をなろうで連載中です。
https://ncode.syosetu.com/n2997fc/
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます