ボヘミアン・ラブストーリー

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 渉は仕事でプラハのにあるチェコ支社にやって来ていた。そして週末、彼は初めて訪れるプラハを堪能していた。
 夕方、彼はチャールズブリッジで「これは真実なのか、これは単なる幻想なのか」と、有頂天でクィーンのボヘミアンラブソディを口ずさんだ。
 すると、後ろから「地滑りに捕らえられて、現実から逃れられない」と、続きを歌うキレイなアルトの声が聞こえて来た。
 彼は驚いて後ろに振り返ると、美しい東欧女性がニッコリと笑って立っていた。
「随分と月並みな事をするのね、あなた中国から来たの?」と彼女は東欧訛りの英語で渉に話しかける。
「いや日本からだよ」
 それが彼らの馴れ初めである。
 どうやらその時だけでは話し足りなかったらしい。その日以来、彼らはSNSを通じて交友を深めていった。そしていつからか彼らの友情は愛情へと変わっていった。
 あの出会いから数年経った現在、彼らは東京で一緒に暮らしている。
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公開:21/02/21 18:39
ボヘミアン・ラブソディ チェコ チャールズブリッジ 出会い

Azuki Smith( 横浜 )

写真撮影が趣味で、英国文学をはじめとした外国文学が好きな会社員
旅が好きでヨーロッパとアジアを中心に多く国を旅している
また、イギリスに住んでいたこともあり、英国文学に多くの影響を受けている
喋れる言語は日本語 (ネイティブ) > 英語 (アカデミック) >>...>> ドイツ語 (何とか旅が出来るレベル)

投稿内容はその他(主に紀行文)、青春、ホラー、ごく稀に恋愛(でも悲しい物語)

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