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「みんなで風景画を描きましょう」
子ども達が楽しそうに集まって絵を描く中、その輪から外れ、孤立している少年がいました。
その少年は貧乏でした。
なので、白の絵の具しか持っていません。
少年は楽しそうに風景画を描く他の子達を横目に、一人寂しく雲の絵を描いていました。
すると少年のもとに、一人の少女がやって来て、
「あなた何を描いてるの?」
と聞いてきました。
不意を突かれた少年は、真っ白な絵を少女に見られてしまいます。
「何よこれ。白紙じゃない」
「白しかないんだから、仕方ないだろ。放っといてよ」
「あら、あなたってほんと馬鹿ね」
少女は、自身のパレットを少年に見せました。
そこで少年は気づきました。
一色しか持っていないのは、自分だけではありませんでした。
みんな、一色しか持っていなかったのです。
「みんなちょうど雲の色を欲しがってたの。手伝って」
少年は、他の子から見ると裕福なのでした。
青春
公開:21/02/17 15:47

藤崎正(セカンドオニオン)

2021年2月に、物語を考えるのが好きで始めました。
もしよければ、コメント残して頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。

追記:2021.11.14 名前を『藤崎正』(フジサキショウ)に改名しました。一応分かりずらいと思うので、旧名(セカンドオニオン)は、付け足しで残しておこうと思います。


物語.com https://monogatary.com/user_page/story/f73e9d0f-3f97-11ec-81c5-0242ac120002

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