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その階段はどこまでも続いていた。
どれくらい続いているのか、未だ終わりを見たものはいない。有名な冒険家が終わりを探す旅に出た。そして3年後、彼は無事帰還した。皆は彼の帰還を大いに喜んだ。そして彼に質問を投げかけた。階段には終わりがあるのか、そしてそこには何があるのか。皆、彼の答えに固唾を飲んだ。しかし彼はどんなに質問を投げかけてもヘラヘラ笑うだけで何も答えないのであった。その時、誰かが呟いた。
「またか。」
ミステリー・推理
公開:21/02/17 14:37

ソフトサラダ( 埼玉 )

時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、少しずつ短いお話を書いています。コメントは励みになります。

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