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ふとした拍子に思いがけない記憶がポロッとこぼれることがある。
「あれっ?若田?若田光一……誰だっけ?」
シャワーを浴びていて、ふと記憶から掘り出されたその名前。こうなると気になってしょうがない。
「貴乃花だっけ?本名は確か、花田光司だ!……光一じゃないじゃん。
次男だからか。
じゃあ長男のお兄ちゃん?若乃花の本名は、えーっとえーっと、そうだ!花田勝!……光一じゃないじゃん。」
私はモヤモヤを抱えたままシャワーを浴び終え、体重計に乗った。
その瞬間、ひらめいた。
「分かった!宇宙飛行士の若田光一!」
体重計はこれまで見たこともないような天文学的数字を指していた。
「あー、無重力空間にいきたい……」
私は空を仰いだ。
「あれっ?若田?若田光一……誰だっけ?」
シャワーを浴びていて、ふと記憶から掘り出されたその名前。こうなると気になってしょうがない。
「貴乃花だっけ?本名は確か、花田光司だ!……光一じゃないじゃん。
次男だからか。
じゃあ長男のお兄ちゃん?若乃花の本名は、えーっとえーっと、そうだ!花田勝!……光一じゃないじゃん。」
私はモヤモヤを抱えたままシャワーを浴び終え、体重計に乗った。
その瞬間、ひらめいた。
「分かった!宇宙飛行士の若田光一!」
体重計はこれまで見たこともないような天文学的数字を指していた。
「あー、無重力空間にいきたい……」
私は空を仰いだ。
その他
公開:21/02/15 14:17
更新:21/02/15 14:19
更新:21/02/15 14:19
児童文学、エッセイ、小説などを書き散らかし、公募にいそしんでおります。
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