優しい嘘

今日は息子の5歳の誕生日。
幼稚園の友達も招待しパーティーを開催することにした。
緊急事態発生！
全員分あったはずのチョコケーキが１つ足りない。
慌てふためく私の元に息子が歩み寄ってくる。
「僕、チョコ苦手だからいらない」
息子は自他共に認めるほどにチョコが大好物のはずだ。
私は息子の優しい嘘に感動した。
口の周りのチョコを拭き取っていれば涙も出ていたかもしれない。