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茶色くて、肩までかかる髪に、イチゴのヘアピン。
葵ちゃんだ。
僕は葵ちゃんらしき人物に駆け寄った。
「ねえ、もしかして、葵ちゃん?」
その女の人は、僕の方を振り返った。
マスク姿でもわかるくらい美人だ。
「えっ!まさか、健二くん!?」
「う、うん」
「久しぶりだね!」
「13年だから、久しぶりではないと思うけど...」
そんなふうに、少し雑談をすると、葵ちゃんが言った。
「...ねえ、あれ、描いた?」
「?あれ?」
「あ、ううん、気付いてないなら良いよ...」
葵ちゃんは、少し急いでいるのか、足早に去っていった。
茶色い髪に、桜の花びらがくっついた。
「あれって、なんだろ」
昼ご飯のコンビニ弁当を食べ終わって、呟いた。
「まあ良いや。仕事終わらせてから、また考えよう」
僕が食卓から立ち上がると、後ろの本棚から、どさどさどさっ!と本が崩れてきた。
「...マジかよ...」
続く
葵ちゃんだ。
僕は葵ちゃんらしき人物に駆け寄った。
「ねえ、もしかして、葵ちゃん?」
その女の人は、僕の方を振り返った。
マスク姿でもわかるくらい美人だ。
「えっ!まさか、健二くん!?」
「う、うん」
「久しぶりだね!」
「13年だから、久しぶりではないと思うけど...」
そんなふうに、少し雑談をすると、葵ちゃんが言った。
「...ねえ、あれ、描いた?」
「?あれ?」
「あ、ううん、気付いてないなら良いよ...」
葵ちゃんは、少し急いでいるのか、足早に去っていった。
茶色い髪に、桜の花びらがくっついた。
「あれって、なんだろ」
昼ご飯のコンビニ弁当を食べ終わって、呟いた。
「まあ良いや。仕事終わらせてから、また考えよう」
僕が食卓から立ち上がると、後ろの本棚から、どさどさどさっ!と本が崩れてきた。
「...マジかよ...」
続く
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公開:21/04/19 20:00
第四話
こんにちは! 作家になることを夢見ています。 小説を投稿していくので、たくさん意見をください!
まだ、小説の数は少ないですが、楽しんで読んで欲しいです!
noteで小説を公開しています。
https://note.com/penginjin
是非ご覧ください!
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