嵐の後に水を掬う

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嵐の去った草原に
恐る恐る踏み出す一歩

苛烈に過ぎた日々の次の朝に
弛んだ靴紐での一歩

恐らくそれは揺れることのない水平線
たぶんそこは穏やかで緩やかな水面
そしてこれは無表情に垂らす琴線
つまり私は釣り人

渓谷沿いに低空飛行して
深く深く思慮を沈ませて

産まれた私か
映る私か
掬う私か

はじめまして私
お久しぶりです私

私よ
私をよろしく
その他
公開:21/04/14 07:39

ぱん( 福岡 )

こんにちは
社会人しながらゆっくり書いてみます。
通勤時間だけの作家さん気分です。
 

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