RENSEについて話そう

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 それは、"生"と"死"の隙間にある世界。
 生まれて間もない、世界に定着しきれていない子どもが、生死の境をさまよう中で訪れる場所と言われている。
 現実には存在していないその世界は、さまよう子どもが持つ、世界に対する未熟な知識、未知に対する恐怖と好奇心、可能性に満ちた創造性により、かろうじて世界と呼べる姿を成している。
 RENSEに入りこんでしまった子"ニモ"は、夢と分かっていながら覚め方が分からないような感覚の中、様々なカタチの"希望"と"絶望"にさいなまれる。
 希望は、"生"への導きとして、親しみある者の声や思い出あるモノを投影させ、絶望はRENSEに来るきっかけとなった痛みや恐怖、トラウマを再現させ、"死"へと誘う。
 RENSEから生還した子には、その時の記憶はほぼ消えてしまっているが、共通して聞かれるのが、"影のない子に道を教えてもらった"というものだった。
ファンタジー
公開:21/04/13 21:19
世界 希望 絶望 子ども

Arujino( 東京都練馬区 )

まずは、こんにちは。

練馬区で活動中の、趣味の絵描きです。

小説・脚本なども執筆してます。

【番号なし】 用語・設定解説

【Ⅰ】 連載作品『WonDer BroS』 探偵と怪盗の対決が娯楽化した世界での物語。

【Ⅱ】 短編連作『Story Of Dri(P)Party』

【Ⅲ】 連載作品『根源悪の牧場』 戦争による差別と弾圧に支配された世界での物語。

【Ⅳ】 連載作品『ドライワンダーに遣う』

【001~】 短篇集『short TaleS』
 

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