宿題が終わらない！

どうしよう、宿題が終わらない。
ここはユナちゃんに助けてもらうしかないようね。
トゥルルル…
「もしもし、ユナちゃん宿題やった？」
「うん、もう終わってるよ。もしかしてノート？」
「うん、見せて！お願い！」
「じゃあ交換条件」
「何でも言って！」
「そうね…。じゃあ、今日は一日私のことをフェアリーゴッドマザーと呼んで崇めること！」
「え、何それ、どういうこと！？」
「だから、私は森の妖精の女王様なの！」
「ああ、うん、なるほど？」
「今日は森の動物たちとお茶会するの」
「へ、へえ、お茶会かぁ」
「あなたもご招待するわ」
「ありがと。で、数学のノートは見せてくれるの？」
「ああ、水の古代魔法が記された書物のことね。いいわ。お茶会の後でお見せするわね。うふふ」
「あ、ありがとう、フェアリーゴッドマザー！！！」
「あら、いけない♩森が騒ぎ出したわ。それじゃ妖精の森で待ってますわ〜」
ガチャン。