時間よとまれ！

モールへ買い物と遊びを兼ね車で出掛けた。
駐車は1時間は無料で、以降30分毎に掛かるが千円以上の買い物で2時間免除だ。最初の分と合わせ３時間は停められて、ゆっくり館内を楽しめそうだ。
それでも本屋に寄り電気店を覗き、100円均一で品選びをし、胴回りの緩いズボンを探したりでアット言う間に３時間近くになっていた。
その時何故か60年以上前に観たTV番組を思い出した。原作は手塚治虫で主人公の少年サブタンは「時間よとまれ」「時間よ動け」と唱えれば自由に操る事が出来た（時間が止まっても、主人公は動けた）。
その力を用い、人々の救済や犯罪防止等で大活躍をした。
その様な大層な正義の為では無く、単に私事の駐車料金をケチっての事だが呪文を唱えた「時間よとまれ」と。
不思議にも時間は止まり周りの買い物客も皆、ストップし静止画状態となっている。
出来た！私は足を上げようとしたが、自分も止まったままで動けない。