きせいちゅう

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何かと大変な生だった。

子供の頃は地べたを這いずり回って、必死に生きてきた。
多くの敵がいたが抵抗する力などなかったので必死に隠れて逃げてきた。
まあ、我慢ができなくて一時期引きこもってしまったことがあったが、なんとか外に出ることができた。

大人になってからは、あちこち移動するようになった。
今までとは違う視線がとても心地よかったが、子供の頃には理解出来なかった危険も知ることが出来た。

ある時、久しぶりに生まれた地に戻ってきた。
懐かしい花が咲き乱れていた。
そして、出会いもあった。

無事に産み付けられた卵からはきっと元気な子供が生まれるに違いない。
その姿を見ることはないかもしれないが、この子達が私のような満足いく生を全うしてくれることを願う。

アゲハ蝶の呟き
青春
公開:21/04/06 23:29

長岡 京( 関西 )

文章の練習を行なっております。
未熟な文章ですがよろしくお願いします。

指摘があれば、どんなことでもいいので教えてください。

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