図書缶(みそ)

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「あの本、なんてタイトルだったっけかなぁ…断片的に覚えているけど、どんな内容だったかなぁ…」

これは読書家なら誰しもが一度は体験した事。沢山の本を読んでいると記憶の中でそれらが混ざり合い、よく分からないものに仕上がっている時がある。
それを解決するのがこの図書缶(みそ)だ。図書缶(みそ)には図書のミソが詰まっている。
これを食べると「あの本のタイトルはあれだった!話のミソがあれだったから、全体的にはこんな内容だった!」と思い出す事ができる。
もしも貴方がどうしても思い出したい本のタイトル・内容があるのなら図書缶(みそ)を食べるといい。

ただし、本をあまり読まない者には図書缶(みそ)はお勧めできない。
図書缶(みそ)にはサバとブリが入っている。
『サバを読む』のサバは痛みやすい魚として有名だからね。本のミソだけ知って、それを披露すれば雑な知識に知ったかブリと呼ばれ痛い目を見る事になるよ。
公開:21/04/07 19:31

幸運な野良猫

元・パンスト和尚。2019年7月9日。試しに名前変更。
元・魔法動物フィジカルパンダ。2020年3月21日。話の流れで名前変更。
元・どんぐり三等兵。2021年2月22日。猫の日にちなんで名前変更。

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