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「銃を下ろしてくれ。何が目的だ?」
「博士。お前が開発した、無敵の薬をよこせ」
「何のことだ」
「とぼけるな。今回のお前の発明は、裏社会じゃもっぱらの噂だ。飲めば無敵になることができる、最強の薬だとな。ここの研究員たちは次々に姿を消しているそうじゃないか。薬をよほど独り占めしたいとみえる」
「そんなことはない。君にも分けてあげよう。効果はすぐに出る。机の上の、赤い薬だ」
「これか。どれ、1つ飲んでみようじゃないか」
…
「ふざけるな!何の効果もないじゃないか!」
「まあ落ち着いてくれ。どうやら裏社会とやらは、大きな勘違いをしているらしい。無敵の薬とは、飲めば無敵になる薬ではない。薬自身が無敵なのだ。飲まれて溶かされそうになれば、そいつの胃を突き破って外に出てくる。何人もの研究員たちで効果を確かめたから、必ず作用するさ。ほら、聞こえてきただろう?無敵の薬が、君の胃の中で暴れ回る音が…」
「博士。お前が開発した、無敵の薬をよこせ」
「何のことだ」
「とぼけるな。今回のお前の発明は、裏社会じゃもっぱらの噂だ。飲めば無敵になることができる、最強の薬だとな。ここの研究員たちは次々に姿を消しているそうじゃないか。薬をよほど独り占めしたいとみえる」
「そんなことはない。君にも分けてあげよう。効果はすぐに出る。机の上の、赤い薬だ」
「これか。どれ、1つ飲んでみようじゃないか」
…
「ふざけるな!何の効果もないじゃないか!」
「まあ落ち着いてくれ。どうやら裏社会とやらは、大きな勘違いをしているらしい。無敵の薬とは、飲めば無敵になる薬ではない。薬自身が無敵なのだ。飲まれて溶かされそうになれば、そいつの胃を突き破って外に出てくる。何人もの研究員たちで効果を確かめたから、必ず作用するさ。ほら、聞こえてきただろう?無敵の薬が、君の胃の中で暴れ回る音が…」
ホラー
公開:21/03/31 21:27
ばおといいます!よろしくお願いします。
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