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いらっしゃいませ!って、あんたか。何しに来たの?
冷やかし?はぁ…あんたも暇ねぇ…まあ、丁度いいわ。私、トイレ行ってくるからその間店番お願い。
お客さん来たらどうするのって…そんなの、そこの占いの本読めば何とかなるわよ。じゃ、お願いね。

と、友人に占いの館の店番を頼まれた。えっと…ヴェールを被ってここに座っていれば問題ないわよね?まあ、閑古鳥が鳴く店だからお客さんが来る心配はないだろうけど。
「すみません。占って欲しいんですけどいいですか?」
うわ…こんな時に限ってお客さん…どうしよう…って、よく見たらこの男の人、私のタイプだわ。
「あの…僕に彼女っていつできますか?」
しかもフリー!よし!占いに託けて私を売り込んでおこう。あっ、その前に仕事とや趣味を聞いておかなきゃ。

館の裏で私はほくそ笑む。
占い師の私は今日、友人が来る事を知っていた。
そして、友人の運命の人が来る事も知っていた。
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公開:21/03/31 20:24

幸運な野良猫

元・パンスト和尚。2019年7月9日。試しに名前変更。
元・魔法動物フィジカルパンダ。2020年3月21日。話の流れで名前変更。
元・どんぐり三等兵。2021年2月22日。猫の日にちなんで名前変更。

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