バイト終わり
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今日でナオちゃんがバイトを辞める。
バイトで会えるのも今日が最後。
だから僕は、告白を決意した。
でも、やっぱり勇気がなくて…。
だから、別れの花束を渡した。
そっとメッセージを隠して。
<ナオちゃんが好きです。よかったら連絡をください>
笑顔で店を出ていく彼女の姿を見て緊張が襲ってきた。
これからナオちゃんはあの手紙を読むだろうか。
三日待っても返事がなかったら諦めよう。
後片付けをして僕も帰ろうとしたところ店長に呼び止められた。
「私がいなくなったらソウタ君に渡してください、って言われたんだけど…」
ナオちゃんが僕に手紙を?
急いで中身を読む。
<ソウタ君ともう会えないのは嫌です。よかったら連絡をください>
じんと胸が熱くなった。
すぐメールの着信音が鳴る。
<手紙、読んだ…!>
<僕も手紙読んだよ!まだ電車に乗らないで!>
<うん>
すぐに荷物をまとめると僕は駅に向かって駆け出した。
バイトで会えるのも今日が最後。
だから僕は、告白を決意した。
でも、やっぱり勇気がなくて…。
だから、別れの花束を渡した。
そっとメッセージを隠して。
<ナオちゃんが好きです。よかったら連絡をください>
笑顔で店を出ていく彼女の姿を見て緊張が襲ってきた。
これからナオちゃんはあの手紙を読むだろうか。
三日待っても返事がなかったら諦めよう。
後片付けをして僕も帰ろうとしたところ店長に呼び止められた。
「私がいなくなったらソウタ君に渡してください、って言われたんだけど…」
ナオちゃんが僕に手紙を?
急いで中身を読む。
<ソウタ君ともう会えないのは嫌です。よかったら連絡をください>
じんと胸が熱くなった。
すぐメールの着信音が鳴る。
<手紙、読んだ…!>
<僕も手紙読んだよ!まだ電車に乗らないで!>
<うん>
すぐに荷物をまとめると僕は駅に向かって駆け出した。
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公開:21/03/28 07:39
最近は小説以外にもお絵描きやゲームシナリオの執筆など創作の幅を広げており、相対的にSS投稿が遅くなっております。…スミマセン。
あれやこれやとやりたいことが多すぎて大変です…。
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