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「今日の天気は晴れのち砂でしょう」とテレビが伝える。
宙では隕石が粉々になって、
砂に変わっては僕達の住む街を埋め尽くす。
夢も、手紙も、記憶も、君も、
砂は全てを飲み込んでやがて風化してしまう。
いつか、数千年後の誰かが、化石になった僕達を掘り返すとき、
どうか、思い出してほしい。
宙では隕石が粉々になって、
砂に変わっては僕達の住む街を埋め尽くす。
夢も、手紙も、記憶も、君も、
砂は全てを飲み込んでやがて風化してしまう。
いつか、数千年後の誰かが、化石になった僕達を掘り返すとき、
どうか、思い出してほしい。
ファンタジー
公開:21/06/04 17:00
ツイノベ
140字小説
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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