#501 逢魔が刻

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排水溝に流れる花弁を美しいと思った日から、
僕にだけ夕陽がやってこなくなった。
かくれんぼの時間は長くなったし、本を読む時間は短くなった。
大人になった今、子どもの頃に感じた橙の余韻もなくなって、
あるのは明確な朝と夜だけになる。
今更、夕陽が、見えなくなっただけなのだと気付いた。
その他
公開:21/06/05 13:00
ツイノベ 140字小説

秋助( 言葉のどこか )

文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。

主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。

【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825

【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086

【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki

【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280

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