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望まれて飼われたはずなのに、
最近では野良夢を見かけることが多くなる。人々から、
「そんな夢は恥ずかしい」とか、
「どうせ最後まで育てられない」とか心ない言葉を投げかけられた。
夢を飼うのにはお金がいる。才能がいる。
自慢するためだけに飼い始めた夢が、街の至る場所で鳴き声を上げていた。
最近では野良夢を見かけることが多くなる。人々から、
「そんな夢は恥ずかしい」とか、
「どうせ最後まで育てられない」とか心ない言葉を投げかけられた。
夢を飼うのにはお金がいる。才能がいる。
自慢するためだけに飼い始めた夢が、街の至る場所で鳴き声を上げていた。
ファンタジー
公開:21/05/26 15:00
ツイノベ
140字小説
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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