#445 その訳を

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騒音で目が覚める。なかなか起きない僕に痺れを切らして、
彼女が不機嫌になりながら僕の頭を掃除機で小突く。
「この家に住むのも今日で最後でしょ」と笑って音楽をかけた。
スピーカーからは『思い描くことさえ 僕らは忘れたよ』と流れる。
嘘のように、別れにしてはおだやか過ぎる午後だった。
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公開:21/05/24 17:00
ツイノベ 140字小説

秋助( 言葉のどこか )

文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。

主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。

【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825

【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086

【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki

【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280

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