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チカチカと目の前が弾けて、気付いたら知らない街にいた。
赤い公園のベンチで腰を下ろすと、四十代くらいの女性が隣に座った。
「最近はこの街に迷い込む子が多くてね。
あなたはまだ若いんだから早く帰りなさい」と悲しそうな顔をする。
ベンチに背中を預けて眠る。街はもう、どこにもなかった。
赤い公園のベンチで腰を下ろすと、四十代くらいの女性が隣に座った。
「最近はこの街に迷い込む子が多くてね。
あなたはまだ若いんだから早く帰りなさい」と悲しそうな顔をする。
ベンチに背中を預けて眠る。街はもう、どこにもなかった。
その他
公開:21/05/22 17:00
ツイノベ
140字小説
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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