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試食するために子どもがつまようじでベーコンを刺すと、おばさんが、
「端から並べてるんだから、もっと綺麗に取りなさいよ」
としゃがれた声で睨む。
そうこうしている間にベーコンに焦げ目が付いていく。
無垢な子どもから荒んだ大人へ。
まるで、グラデーションのように変化していく様と似ていた。
「端から並べてるんだから、もっと綺麗に取りなさいよ」
としゃがれた声で睨む。
そうこうしている間にベーコンに焦げ目が付いていく。
無垢な子どもから荒んだ大人へ。
まるで、グラデーションのように変化していく様と似ていた。
その他
公開:21/05/31 13:00
更新:21/03/27 12:52
更新:21/03/27 12:52
ツイノベ
140字小説
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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