#461 エンドカラー

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映画の終わりにスタッフロールが流れると一気に熱が冷めてしまう。
あんなに感情移入した物語も、所詮は誰かの作り物だったのだと。
電車を待つ間にビルの明かりを見つめる。
ホームの白線も、信号機の青も、
結局は誰かに与えられた色と、仕組みと、理で、
それが運命だと思い込むしかなかった。
その他
公開:21/05/28 13:00
ツイノベ 140字小説

秋助( 言葉のどこか )

文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。

主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。

【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825

【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086

【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki

【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280

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