#409 芋焼き石

0
1

「いもやーきいし。おいし」とおじさんの声が聞こえて、
注文したら石を渡された。
「俺が売ってるのは特別な芋焼き石だよ。
これで焼くとすごくうめーんだ」
家で芋を焼いてみると、なるほど。確かにおいしいかもしれない。
後日、近所の河原でおじさんが石を拾っているのを見かける。騙された。
その他
公開:21/05/17 16:00
ツイノベ 140字小説

秋助( 言葉のどこか )

文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。

主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。

【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825

【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086

【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki

【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280

コメントはありません

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容