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これからブラック企業に退職届を出しに行く。
家を出ようとしたら扉の前に彼女がいた。
「いらっしゃい。どれにする?」
と両手には『勇気』『適当』『脱力』と書かれた紙が握られている。
試しに『勇気』を選ぶと「ここで装備していくかい?」
「はい」と答えると彼女が僕の背中を押して笑った。
家を出ようとしたら扉の前に彼女がいた。
「いらっしゃい。どれにする?」
と両手には『勇気』『適当』『脱力』と書かれた紙が握られている。
試しに『勇気』を選ぶと「ここで装備していくかい?」
「はい」と答えると彼女が僕の背中を押して笑った。
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公開:21/05/12 13:00
ツイノベ
140字小説
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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