#368 アリア

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コンビニへ行ったとき、彼女が珍しく募金箱に寄付する。
その日の夜に彼女が自殺した。
どこかの、誰かが、寄付したお金で幸せになるのだろうか。
彼女のことを知らない誰かが。彼女を残して幸せになっていく。
ある日、部屋から遺書が見つかる。
達筆な字で書かれた文字の、読点だけが揺れていた。
その他
公開:21/05/09 15:00
ツイノベ 140字小説

秋助( 言葉のどこか )

文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。

主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。

【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825

【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086

【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki

【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280

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