#365 終わりと始まり

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言葉の種を植えた。水の代わりに感情や思い出話を与える。
毎日、毎日、言葉にならない気持ちを種に込める。
ちょうど一年が経った日、言葉の種が花を咲かせた。
それはそれはとても精彩で、鮮明で、繊細で、感傷的な形をしていた。
花びらがひとつ落ちる。空白だった心の中に、言葉が生まれた。
その他
公開:21/05/08 17:00
ツイノベ 140字小説

秋助( 言葉のどこか )

文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。

主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。

【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825

【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086

【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki

【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280

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