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『夜が灯る五分前になりました。各自、準備を整えて下さい』
アナウンスが鳴り響く。夜患いの時間だ。
全ての電気供給を遮断して、人工の太陽と月の消費電力を抑える。
やがて世界中が強制的に夜となる。望んでもいない夜を患わせるのだ。
窓から夜空を眺めると、偽りの星々が世界を照らしていた。
アナウンスが鳴り響く。夜患いの時間だ。
全ての電気供給を遮断して、人工の太陽と月の消費電力を抑える。
やがて世界中が強制的に夜となる。望んでもいない夜を患わせるのだ。
窓から夜空を眺めると、偽りの星々が世界を照らしていた。
ファンタジー
公開:21/05/14 16:00
ツイノベ
140字小説
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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