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日課の夜釣りへと赴く。これをやらないと1日が始まらない。
今日はいつもより暗闇が深くて手元がおぼつかなかった。
空に向かって釣竿を振ると、
針が月に刺さって引力に体を持っていかれそうになる。
負けじと水平線の彼方に沈めて夜を釣り上げる。
暗闇が晴れていき、空には太陽が浮かび上がった。
今日はいつもより暗闇が深くて手元がおぼつかなかった。
空に向かって釣竿を振ると、
針が月に刺さって引力に体を持っていかれそうになる。
負けじと水平線の彼方に沈めて夜を釣り上げる。
暗闇が晴れていき、空には太陽が浮かび上がった。
ファンタジー
公開:21/05/07 17:00
ツイノベ
140字小説
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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