#353 まぎれる

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男子三人で廃墟を訪れていた。雨で地面がぬかるんでおり、
ズッ、ズッ、ズッと鈍い足音が聞こえてくる。
みんな嫌な気配を感じたのか、後ろを振り向くと息を整える者、
カメラを構える者、正面を見据える者と三者三様の反応だった。
一人が半狂乱になって僕に襲いかかってくる。気づいてしまった。
ホラー
公開:21/05/06 15:00
ツイノベ 140字小説

秋助( 言葉のどこか )

文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。

主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。

【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825

【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086

【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki

【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280

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