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「ありがとうございます」
おばちゃんが厨房に姿を消して、俺は少し輪ゴム麺を観察した。
たくさんの輪ゴムが、チャーシュー、卵、きゅうり、キムチなどによって、姿が隠されそうになっている。よく見ると輪ゴムがラーメンの麺よりも多い。
美味しいのかな?と思いながら、輪ゴムを口に入れた。
「ん!!!!」
輪ゴムをどんどん口に入れたくなる!輪ゴムを口に入れることに快感を感じる!
気がつけばもう30杯も食べていた。
「うっ!」
腹がはちきれそうだ…
苦しい…………………
意識が遠のいて行った。ま、まさか…死ぬのか?俺…
最期に見えたのは、辛い匂いのする、お椀だった。
輪ゴム麺。それは、冷麺の麺が輪ゴムになったものだ。「△△韓国店」という韓国料理店の店長が、「冷麺って輪ゴムみたいだよね!」なんていう、客の他愛の無い会話を聞いて生み出したものだ。
(中略)
だが、これには少し問題があった。
続く
おばちゃんが厨房に姿を消して、俺は少し輪ゴム麺を観察した。
たくさんの輪ゴムが、チャーシュー、卵、きゅうり、キムチなどによって、姿が隠されそうになっている。よく見ると輪ゴムがラーメンの麺よりも多い。
美味しいのかな?と思いながら、輪ゴムを口に入れた。
「ん!!!!」
輪ゴムをどんどん口に入れたくなる!輪ゴムを口に入れることに快感を感じる!
気がつけばもう30杯も食べていた。
「うっ!」
腹がはちきれそうだ…
苦しい…………………
意識が遠のいて行った。ま、まさか…死ぬのか?俺…
最期に見えたのは、辛い匂いのする、お椀だった。
輪ゴム麺。それは、冷麺の麺が輪ゴムになったものだ。「△△韓国店」という韓国料理店の店長が、「冷麺って輪ゴムみたいだよね!」なんていう、客の他愛の無い会話を聞いて生み出したものだ。
(中略)
だが、これには少し問題があった。
続く
ホラー
公開:21/03/24 14:50
冷麺
輪ゴム
連載小説
#4で最終回
こんにちは! 作家になることを夢見ています。 小説を投稿していくので、たくさん意見をください!
まだ、小説の数は少ないですが、楽しんで読んで欲しいです!
noteで小説を公開しています。
https://note.com/penginjin
是非ご覧ください!
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