#302 頭鳥化操

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アフロの友人が「これ見て」と頭を下げると、
タマゴがちょこんと乗っかっていた。
親鳥が巣と間違えて産んでしまったらしい。
ひな鳥はすくすくと成長して、代わりに友人がやつれていった。
ある日、虚ろな目をした友人がふらふらと屋上に進んでいく。
柵を飛び越えるとアフロから鳥が羽ばたいた。
ファンタジー
公開:21/04/26 14:00
ツイノベ 140字小説

秋助( 言葉のどこか )

文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。

主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。

【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825

【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086

【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki

【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280

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