助け合い
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「ライオンさん、ライオンさん。どうか僕を助けてくれないか?」
イジワルな猫に追い掛けられていたネズミが、仲の良いライオンに助けを求めた。
ライオンは、気前よく「いいよ」と答える。
そしてそのまま、ネズミを匿った。
そのすぐ後、猫がやってきた。
「ライオンくん、ライオンくん。小さなネズミを見てないかい」
「やあ猫くん。残念だが見てないよ」
ライオンがそう答えると、猫は帰って行った。それを見届けて、ライオンは口をぱかりと開く。
「猫くんは行ってしまったよ」
「やぁ、ライオンさんありがとう」
「どういたしまして。困った時は助け合いが大切だからね。ところでネズミくん、僕も少し困っているんだ。助けてくれないか?」
「もちろんさ!僕にできることなら喜んで!」
「それは良かった」
そう言うとライオンは口を閉じ、口の中に匿っていたネズミを飲み込んでしまった。
「ちょうどお腹が減っていたんだ」
イジワルな猫に追い掛けられていたネズミが、仲の良いライオンに助けを求めた。
ライオンは、気前よく「いいよ」と答える。
そしてそのまま、ネズミを匿った。
そのすぐ後、猫がやってきた。
「ライオンくん、ライオンくん。小さなネズミを見てないかい」
「やあ猫くん。残念だが見てないよ」
ライオンがそう答えると、猫は帰って行った。それを見届けて、ライオンは口をぱかりと開く。
「猫くんは行ってしまったよ」
「やぁ、ライオンさんありがとう」
「どういたしまして。困った時は助け合いが大切だからね。ところでネズミくん、僕も少し困っているんだ。助けてくれないか?」
「もちろんさ!僕にできることなら喜んで!」
「それは良かった」
そう言うとライオンは口を閉じ、口の中に匿っていたネズミを飲み込んでしまった。
「ちょうどお腹が減っていたんだ」
その他
公開:21/03/24 09:37
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