#310 廃夢処理場

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廃夢処理場に訪れた。
ガラクタの山になった夢を清掃員のおじさんが片付ける。
扱いきれなくなった夢、身の丈に合わない夢。
軽い気持ちで見た夢。勝手に生んで、簡単に捨てていく。
この世界は夢に破れた人で溢れていた。
今、夢の残骸が空から降り注ぐ。
『小説家になりたい』という、誰かの夢が。
ファンタジー
公開:21/04/27 17:00
ツイノベ 140字小説

秋助( 言葉のどこか )

文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。

主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。

【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825

【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086

【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki

【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280

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