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街を散歩していると、移動図書館が公園の前に止まっていた。
車に絵本や小説を乗せて、
図書館のない地域に本を貸出するサービスだ。
僕は懐かしくなって『浦島太郎』を手に取った。
「これ借ります」と断りを入れた瞬間、景色が歪んで海辺に変わる。
目の前には子どもにいじめられている亀がいた。
車に絵本や小説を乗せて、
図書館のない地域に本を貸出するサービスだ。
僕は懐かしくなって『浦島太郎』を手に取った。
「これ借ります」と断りを入れた瞬間、景色が歪んで海辺に変わる。
目の前には子どもにいじめられている亀がいた。
ファンタジー
公開:21/04/22 14:00
ツイノベ
140字小説
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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