#246 夜が凪ぐ(百景96番)

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華々しい舞台生活だった。
けれど、歓声とおひねりが飛び交う夢のような、
ひとときは夢のように終わってしまう。
夫の不倫。ネットの誹謗中傷。ある日、
通行人が面白がって私に小石を投げた。
数十年経った今、私のことを覚えている人は誰もいない。
舞台には私と似た若い女性が瑞々しく立っていた。
その他
公開:21/04/15 13:00
ツイノベ 140字小説 超短編 百人一首

秋助( 言葉のどこか )

文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。

主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。

【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825

【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086

【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki

【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280

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